エンコーダの機能を監視

製紙プラントにおいて、突発的な故障で生産がストップしないよう、機械のメンテナンスに腐心しておりませんか?あと何年このロータリエンコーダは使えるのだろうと考えたことはありませんか?

Leine & Lindeは、生産ラインにて稼動している各ロータリエンコーダの機能・状態をモニタリングする、ADS(Advanced Diagnostic System、アドバンスド診断システム)オンラインを2012年にリリースしました。今回、新たにADSアップグレードユニットを開発しました。当ユニットは、モジュールとして別途購入し、現在生産ラインで稼働している800シリーズエンコーダに、後付けできるようになっています。このADSオンラインによって、モータや機械に搭載されているロータリエンコーダの状態を監視し、サービス・メンテナンスの必要度合いを把握できるようになるため、ロータリエンコーダが故障する前に保守計画を立てて、機械の突発的な休止を防止することができます。(予防保全)

ADSオンラインにおいては、ロータリエンコーダの内部部品の状態や温度・振動などの環境パラメータの傾向を監視することによって、リアルタイムにロータリエンコーダの疲労・摩耗検出が可能となり、故障が実際に発生する前に、その交換時期が迫っていることをお知らせします。