【800シリーズエンコーダ】Zone 1/21 における中国強制製品認証制度(CCC認証)

2020年10月1日以降、下記対象製品を中国で販売・輸出する際はCCC認証もしくはCCCマークの取得が必要となりました。(CCC=China Compulsory Certification) Leine Lindeでは、既にATEXおよびIECExを取得している防爆エンコーダXHI 841にて、この度、中国CCC認証が取得できましたことを、ここにご案内致します。 本製品は、中国国内の設備における以下危険エリアでのご使用を可能にします。

XHI 841は、CCC認証を取得した欧州で初めてのエンコーダです。これまでに、ATEX、EAC Ex、IECExなどの認証を取得しており、XHI 841は爆発の可能性のある雰囲気での用途に対しての汎用ソリューションを実現します。中国のプロセス産業や製造施設に、機械や自動化ソリューションを提供するサプライヤーとして、Zone 1またはZone 21環境下において、制御に対する速度フィードバック、角度情報そして相対位置情報の提供を可能にするXHI 841エンコーダを提案致します。

XHI 841は、Leine Lindeの800 Heavy dutyシリーズの製品の一つです。

鉄鋼、製紙、海洋、風力発電産業で要求される厳しいアプリケーションでの使用を目的とした堅牢で信頼性があり、メンテナンスフリーでコストバランスに優れたエンコーダです。HCHTL(High-Current HTL)と呼ばれる高電流HTL信号は長距離伝送に適したインターフェイスです。

難燃性・密閉性に優れた製品筐体は、アルミニウム製のフランジ、ハウジング、バックカバーで構成されており、中空シャフトはステンレス鋼製です。また電源入力、0Vともに逆極性保護回路により保護されています。付属品として、専用ケーブルおよび防爆認証ケーブルグランドのご用意がございます。

XHI 841は、ADS Classicと呼ばれる自己診断システムが搭載されており、稼働時間の拡大化が求められるシステムにおいて、状況に応じたメンテナンスを可能にします。

Zone 1:

ガス、蒸気又はミスト状の可燃性物質と、空気との混合物質で構成される可爆環境が、通常運転時に時々生成する可能性がある区域。

Zone 21:

爆発の危険性のある雲状のダストが、機械の通常運転中時々発生する恐れのある空間。