Leine Lindeが、スチールおよびアルミ圧延の可能測定長を拡張

この度、デジタルまたはフィールドバス通信用に関連するERGゲートウェイを備えた堅牢なリニアエンコーダRLI4300が、追加の測定長でリリースされました。金属の熱間圧延用に開発された本エンコーダは、高温、衝撃、振動、液体、化学薬品に対する耐性を備えています。ユーザーの皆様のご要望にお応えし、同製品シリーズに170 mmおよび260 mmという測定長さが追加されました。これにより、アルミ製造の全工程において必要な、高精度測定に最適な測定システムが実現しました。

製造工程で最高の製品品質を達成するには、ロールギャップを非常に高い精度で測定することが重要です。RLI 4300エンコーダは、システム精度3 μmを可能にする精度等級を備えています。ゲートウェイ接続によってアプリケーションによる診断データの読み取りができるため、エンコーダの機能監視が行えます。また、ゲートウェイは警告とアラームのLED表示も行います。

容易なインストール

機能性に優れた高精度エンコーダによって、完全な自動測定システムを実現。圧延工程の合理化と簡素化を図ります。Leine Linde RLI 4300エンコーダは、市場における他の選択肢と比較して、非常に簡単にインストールできることで知られています。空気の圧縮やフィルタ処理の必要がなく、冷間圧延にも熱間圧延にも使用できます。カバーの耐久性、特定の化学薬品に対する耐性、ガスケットの強度など、特別な配慮が適所に施されているため、アルミ加工を含めたあらゆる種類の金属加工に好適です。