EtherCAT®エンコーダ 位置値、速度値、加速度値を高速フィードバック

EtherCATインタフェースは、下位のサブシステムも工業用イーサネット用通信プロトコルも不要なため、信頼性が高く、フレキシブル且つ高速な通信が可能です。

EtherCATの機能原理は、列車に例えることができます。列車が最高速度で駅を通過するその瞬間に、各駅 (ネットワーク装置) でデータがロードまたはアンロードされるのです。この列車は決して止まることがなく、正確に時刻表を守ります。また、1マイクロ秒も乱れない精度で、同じ駅に戻ります。イーサネットをベースとするEtherCATは、適合可能なネットワークトポロジと自由な数のノードの両方をシステム内に持つことができます。

Leine & LindeのEtherCATインタフェース対応ロータリエンコーダは、パワフルなエレクトロニクスを備えているため、位置値に加えて、速度値と加速度値を、高い精度で高速に通信することが可能となっています。また、このインタフェースは、最適化されたエレクトロニクスによって最短のサイクルタイムにも対応可能であることから、プロセス産業から鉄鋼プラント、ウインドファームに至るまで、あらゆる産業の多様なアプリケーションで使用することができます。

EtherCATインタフェースは、Leine & Lindeの600シリーズ(外径Ø58 mm)および900シリーズ(外径Ø100 mm)の2サイズのインダクティブアブソリュートエンコーダにラインナップされております。